サポーターに徹するべし
主役はあくまでも社長、年下だからといって顧問がえらそうにしてはいけません。社長のために手伝ってあげているんだ、これは絶対にダメです。自分の子供の成長を助けるがごとく、目線を相手にあわせて同じ土俵でアドバイスすることが大切です。お茶は自分自身で入れるようにしましょう。
失業対策ではない
正社員の口がないから顧問で適当に働こう、これもいけません。社長はそれなりに「成果」を期待しています。良き相談相手から実際のビジネス・経営への指南までさまざまな形で役に立てることがあります。決して失業対策の場ではないこと、肝に銘じておきましょう。
人脈活用と口利きは違います
人脈活用は、活用すればするほど皆さんの価値も上がります。いわばビジネス社会のキュピート役、何も六本木ヒルズ住人だけの特権ではありません。一方、口利きはそれ自体の行為を商売としているものです。人脈活用の効果で商売になったからといって、決して会社に契約している顧問料以外の口利き料金を求めてはいけません。
顧問はアドバイザー
正社員、役員とは身分・立場が違います。契約期間は有限期間が一般的です。期間満了時に契約延長を希望しても無理な場合があります。双方事前合意ができれば期間延長もありえるでしょうし、正社員、役員就任へという依頼もあるでしょう。
肝は相性
人間誰でも相性があります。好き嫌いもあります。我慢も大事ですが、我慢しすぎるとお互いにとってデメリットの方が大きくなるでしょう。50歳、60歳にもなれば人間誰しも我がままになっていく、これは自然の流れです。相性が合わないな、と思ったらこちらから円満に任期満了するのも重要なことです。
契約内容はしっかりと
「それで、私は何やればいいんでしょう?」顧問として最初に会社に行ったときに、このコメントでは先が思いやられます。社長は「忙しい」人です。各論にあまり強くない人も多いです。ですので顧問契約を結ぶ際にはことを曖昧にせず、契約期間及び最低でも初めの1ヵ月間は具体的に何をやれば良いかきちんと決めておきましょう。指示待ちはいけません。
小姑はダメ
顧問になれば社長以外の従業員とも接する機会多くなるでしょう。最初は「顧問」ってどんな人?と警戒していた従業員も、そのうち心を開いてくるときも・・・えてして本音で語り合うと「社長批判」につながる言葉を耳にするかもしれません。「そうか、今度俺が社長に問いただしてやる」これは絶対いけません。顧問は社長の教育係りではありません。
あれこれ押し付けられたら
オーナー企業の社長、けっこう我が強いものです。顧問になってもらったことをいいことに、契約内容以外の業務をあれこれ押し付けてくるかもしれません。また、社員並みに朝9時〜18時まで毎日「出勤せよ」と指令が出されるかもしれません。初回に安請け合いしたら最後、あとでクレームを言い出せなくなります。社会通念上の解釈を超える要求に対しては毅然とした態度でのぞみましょう。
契約内容変更依頼があった場合(契約期間内)
皆さんにとって「プラス」の変更であれば、よきに解釈しましょう。「マイナス」の内容であれば、相手の言い分を聞いた上で冷静な判断、行動を取って下さい。けんかをしても一文の徳にもなりません。
顧問を兼務する際は
2社、3社と同時期に顧問を兼務する場合には、必ずそれぞれの顧問先に兼務の了解を取って下さい。兼務は認めなれない、と言われた場合には、先の契約を原則遵守しましょう。あとの会社の顧問報酬が魅力的なので、先の会社の顧問契約を双方の合意のないまま勝手に終了させるのは避けて下さい。